Multi-location inventory

営業所・倉庫・店舗の在庫を、拠点をまたいで確認しやすくする

拠点ごとに記録が分かれると、在庫数だけでなく、いつ・誰が・なぜ記録したかを追うことも難しくなります。Kurumi は、現場の記録をそろえ、管理側が商品・コード・拠点ごとに在庫と履歴を確認するための運用を支援します。拠点間移動や外部システム連携は、導入前の個別確認が必要です。

拠点ごとの在庫を確認する Kurumi の管理画面
管理側で在庫を確認する画面

拠点ごとに表が分かれている

最新版がどれか分からず、本部が確認するたびに各拠点へ問い合わせている状態です。

数量だけでは経緯が分からない

差異を見つけても、入庫・出庫・棚卸しのどの記録を確認すればよいか判断しにくくなります。

確認の基準が拠点で異なる

商品名、コード、理由の残し方がそろわないと、横断して比較するための準備が増えます。

Checklist

まず、横断して確認したい情報をそろえる

一元化は、同じ画面に数字を集めることだけではありません。確認するための項目と記録のタイミングを、拠点間でそろえるところから始めます。

開始前のチェックリスト

  • 在庫を持つ営業所・倉庫・店舗を洗い出せている
  • 拠点ごとの商品名・商品コードの扱いを確認できている
  • 入庫、出庫、棚卸しを記録する担当とタイミングを決められる
  • 本部が確認したい在庫と履歴の単位を整理できている

標準で確認しやすいこと

  • 商品・コード・拠点ごとの在庫
  • 入庫・出庫・棚卸しなどの記録履歴
  • 理由・担当者・日時を含む記録の確認
  • 現場で記録した内容を管理側で見直す流れ

By role

現場・拠点責任者・本部で、確認する役割を分ける

入力する人と確認する人の役割を分けることで、拠点が増えても確認の依頼先と次の対応を判断しやすくします。

現場

作業した時点で記録する

入庫・出庫・棚卸しの作業に合わせて、対象商品と理由を残します。

  • 商品を選んで数量を記録する
  • 必要な理由やメモを残す
  • 記録漏れに気づいたら責任者へ共有する

拠点責任者

拠点内の記録を確認する

日々の記録と棚卸しの差異を見て、現場への確認が必要な内容を整理します。

  • 拠点内の在庫と履歴を確認する
  • 差異があれば理由と担当者をたどる
  • 本部へ共有する確認事項をそろえる

本部・事務所

拠点をまたいで状況を見る

商品・コード・拠点を軸に、確認が必要な在庫と履歴を見つけます。

  • 拠点横断で在庫を確認する
  • 問い合わせ前に履歴を確認する
  • 展開後も確認方法を見直す

Rollout flow

開始前の整理から、拠点横断の確認までを段階的に進める

最初から全拠点の運用を変えるのではなく、確認したい範囲を絞って、記録と確認の流れが続くかを確かめます。

  1. 1. 現状を整理する拠点、対象品目、現在の記録方法、差異が起きたときの確認手順を確認します。
  2. 2. 記録の基準をそろえる商品・コード・拠点の扱いと、現場で記録するタイミングを決めます。
  3. 3. 対象を絞って試す一部の拠点と品目で、現場の記録から責任者・本部の確認までを試します。
  4. 4. 確認方法を見直して広げる履歴を確認できるか、問い合わせが必要な内容を判断できるかを見て、次の拠点へ展開します。

Scope

個別確認・対象外を、導入前に切り分ける

確認したい範囲を明確にすることで、標準の運用で始められることと、別途の検討が必要なことを混ぜずに判断します。

個別に確認する内容

  • 拠点間移動の記録と確認の手順
  • 販売管理・会計など外部システムとの連携
  • 拠点ごとに異なる承認や確認のワークフロー
  • 特殊な帳票やデータ出力の要件

このページの対象外

  • 本格的な WMS の完全な代替を前提とする運用
  • ロット・期限・温度管理が中心となる運用
  • 未確認の外部連携や自動連携を前提とする導入
  • 個別要件への無償対応

FAQ

複数拠点の在庫管理でよくある質問

拠点間の移動もそのまま管理できますか?

拠点間移動の扱いは、現在の記録方法や確認手順によって必要な設計が変わります。標準の確認範囲に含まれるかを、導入前に個別に確認します。

既存の販売管理・会計システムと連携できますか?

外部システムとの連携は、対象システムや必要なデータ、更新のタイミングを確認して個別に判断します。自動連携を前提にはせず、まず現行の運用をお聞かせください。

全拠点を一度に切り替える必要がありますか?

いいえ。対象拠点と対象品目を絞って記録と確認の流れを試し、その結果を見て段階的に広げる進め方を相談できます。

Next Step

拠点横断で確認できる運用を相談する

相談では、拠点数、対象品目、現行の記録方法、差異や通信状況、導入判断の時期を確認します。

対象範囲・判断日・想定プランを事前合意できる案件に限り、14〜30日の期間限定検証をご案内します。